ご質問は、低栄養性脂肪肝のことだと思われます。
体が飢餓に備えて脂肪を溜め込みやすくなる状態になり脂肪肝に繋がるというものですが、基本的に正しいファスティング・プログラムで行えばご心配いただかなくて大丈夫でございます。
まず、ファスティングは内臓脂肪から使用されていくため、「ファスティング自体は肝脂肪を減らすもの」です。しかしながら低栄養性脂肪肝など、体の防御反応として脂肪を溜め込みやすくなる実験結果があるのも事実です。
そこで、まずご理解いただきたいことは、ファスティングが脂肪肝に直結するわけではないということです。
「ダイエットをするとリバウンドして逆に太る」と同じようなもので、この矛盾したような現象が一定数の方に起こり得るという話です。(正しくダイエットすれば普通に痩せます。)
しかし、現代ファスティングではそういった可能性も排除して、安全に行えるように進化しています。
具体的には、ファスティング中にもある一定の栄養を摂取することで肝臓に著しい負荷を与えない方法をとることが、現代のファスティングでは王道となっています。
水だけを飲むのではなく、ファスティング中にマナ酵素やKALA酵素を摂取するのは、こういった理由によるものです。